畳替え

 7日から始まる展示会の前に畳替えをすることにしました。

 ここの住まいは全室フローリングなので、畳はどこにもありません。ただ一カ所、展示場の展示台の上だけが畳張りなのです。

 もうずいぶんと長く使って色も変わっていました。私自身が、ここ数カ月来悩まされてきた腰痛からようやく立ち直りつつあることもあって、この際心機一転の思いで、畳替えをすることにしました。

 西日本新聞の記事で、内装の「かね福」のことを知り、お願いしました。ほんの少しの仕事なのに遠い所から来てくださって新調することができそうそうです。

 今から出来上がりが楽しみです。

 「女と畳は新しい方がいい」といっていたこと思い出しています。

2014年6月24日

 

八十の手習い

 もうこの年になれば新しいことにチャレンジすることはないと思っていましたところ、マージャンに誘っていただき、月2回のペースで始めることになりました。

 マージャンの一連の道具は子供のころ見て知っていましたが、今は皮のカバンに入った象牙の牌や計算の棒などはないようです。電動の機械で一瞬で混ぜ、並べられる牌はすべてプラスチックなのは少しがっかりですが、月に二回、頭と手を使い、二時間ほど楽しみます。

 仕事と読書に浸っていた生活に、少し新風を吹き込みたいと思っていましたので、マージャンとの出会いは何よりと思っています。

6月10日

 

 


あじさいと梅雨

 大好きな季節の到来です。

 内田さんの作品展は、好評の内に終了しました。

 腰の痛みはまだ本調子ではないのですが、美しい器に励まされています。

 いい物が、人を元気にしてくれると分かっていましたが、今回つくづく本当だと思い知らされました。

 早速、次の展示会、ガラスとテーブルセンターの案内状の準備に取りかかっています。

 葉書は京都の内田さんにお願いします。たとえ来店はされなくても、葉書を受け取ってまだお店を続けている事が伝わればそれでいいと思っています。

 センスのいい葉書が出来ることを祈りつつ。

2014年5月30日


今日のつとめ

花のテーマ 「御縁を結ぶ」
花のテーマ 「御縁を結ぶ」

 12日から内田裕子さんの個展がスタートしました。心のこもった素敵な作品がそろいました。

 初日はあいにくの悪天候。雨,風が強く、来客はありませんでした。

「この秋は、雨か嵐か知らねども、今日のつとめに田草取るなり」(二宮尊徳)

 好きな言葉を思い出しました。翌13日は好天に恵まれ、来客あり。昔の思い出話に会話が弾みました。やはりお店はお客様あってこそ。元気が出てきました。

 長い年月、沢山の人に出会い、沢山の品々をお買い上げいただき、今更新しい買い物をする必要のない方々ばかりなのですが、それでもご案内の葉書は送らせていただいています。

 新しいお客様に出会うことを楽しみに、「今日のつとめ」はお店を閉めないことだけです。

 ご来店、お待ち申し上げております。

2014年5月15日

 

 


店舗近影


三年目

 自宅に店舗を移して、5月で3年目に入りますが、こちらでも前のお店「工芸たきぐち」と同じように、いいものだけを売ることを心がけています。

 今回の展示会「内田裕子陶展」は、滝口和男さんの作品と共に30年ほど紹介してきましが、個展は初めてです。内田さんの作品は見るだけで幸せな気分になる器です。古典的名小紋柄が中心で、色使いが京都の方ならではの細やかで美しいモチーフ。内田さんの優しい人柄がにじみ出ています。

2014年5月5日

 

 


花に囲まれて

  腰痛で沈んでいた心をたくさんの花が慰めてくれています。5月の展示会までに良くなることを願っています。

2014年4月25日

 

 


春の京のうつわ 内田裕子 陶展

内田裕子 陶展

2014年5月12日(月)〜5月25日(日)

AM 11:00〜PM6:00 会期中無休

 

春の京都の香りを器にこめてお届けします。


そよ風に誘われて

 外はもうすっかり春、さくらも散り、柳の新芽が風にゆられて散歩には何よりの季節となりました。

 腰痛で三カ月ほど外出がままならない日を過ごしていましたが、少し楽になりましたので、思い切ってカメラ持参で出かけてきました。

 柳はもっと小さな芽が出たばかりのころが好きなのですが、まだ若緑が美しい、優しい葉が風に揺れて、それはそれでいい感じで朝の散歩を楽しむことができました。

2014年4月11日

 


花と器を楽しむ

 老いの一人暮らしは、旅行もおしゃれも卒業し、家の中で花と好きな器での食事を楽しむようになりました。

 旅行に行ったつもりでその費用を花代に使えば、ずいぶん使えます。

自分で活けることもですが、テレビの報道番組の後ろに飾られている花のようにプロに活けていただいたのを眺めては楽しんでいます。

 手料理だけでなくコンビニやデパ地下のお惣菜も、好きな器に盛ることでホテルや料亭の気分を味わう事が出来ます。

 こんな暮らしの楽しみ方を若い方に知っていただき、今から少しずつでも準備していただきたいと思いながら店を続けてます。

 器と絵は20年がかりで揃えると楽しい老後が過ごせます。

 献立:カボチャのスープ、ひよこまめ、チイーズ クラッカー とまと 生ハム、トマト(ハチミツ)

 

2014年4月5日

吉林省 敦化 思い出 9 最終回 スズラン

出典:ウィキメディア・コモンズ
出典:ウィキメディア・コモンズ

 毎年、四月の新学期初めての遠足は、一面にスズランが咲き乱れているハルパレイという場所でした。満州では、土筆(つくし)、蕨(わらび)、芍薬(しゃくやく)などの植物が、どこでも全面に広がるような咲き方をしていたものです。

 日本では太宰府から北海道に贈った梅のお礼に、鉢植えのスズランが大切に運ばれてくるのとは大違い。どうしてあんなに一面に咲いていたのか、今もって不思議に思っています。

 黄砂が去り、スズランが満開になって、いよいよ夏の到来。なにもかも懐かしい思い出です。

 帰国して68年。思い出もだんだん遠くに霞んで行きますが、満州の思い出は、楽しいことばかりでした。

2014年4月6日

 


心の故郷 京都

 私の生まれは旧満州ですが、昭和21年に日本に引き揚げたどり着いた所が京都府の舞鶴でしたので、第二の故郷は京都と思っています。

 仕事で京都とご縁が出来てからはたびたび伺っていました。三十三間堂の仏像にまずお参りし、日本がここに残っていると安堵し、円山公園、醍醐の桜、仁和寺の御室桜、三千院の緑の若葉の小さなもみじ等々、時間の許す限り見て回りながら、日本人で良かったとつくづく思ったものです。

 今はもう、なかなか行くチャンスもなくなってしまったのですが、梅原猛先生の本を時々、繰り返し読みながら思いを馳せています。

 五月には京都の内田裕子さんの器の個展を予定しています。

2014年4月3日


お朔日(ついたち) 月の第一日のこと

 消費税アップのせわしない世の中の空気が、この店に入り込むことはないだろうと思っていたのですが、驚いた事に届いたのです。やはりこの場所も世間と無縁ではありませんでした。

 いつも新鮮な野菜などの食材を頼んでいる直方市の西山商店に、今日(4月1日)に届くよう注文していた品が届けられないとの連絡がありました。こんなことは一度もなかったので、驚いて電話で理由をお聞きした所、30日と31日は、増税前の駆け込み注文が殺到して、ヤマト便がパニックになっているのが原因だということが分かりました。

 こちらは消費税などお構いなしに、冷蔵庫が空になっての注文ですから、商品が届かなければ仕方ありません。今日の食事は、野菜なしの献立と相成りました。野菜なしとはいえ、ストレッチの先生がお赤飯を届けてくださったので早速、お気に入りの器で頂きました。ありがたいことです。

 感謝。

2014年4月1日

 

気象予報士

 展示場を自宅に移してそろそろ二年を迎えます。

 生活の変化の一つが、テレビを見る時間が増えたことです。いろんな番組のなかで驚いているのは、各局の天気予報のことです。昔は気象予報士がこれほど活躍はしていなかったと思います。最近では、大活躍。番組内容も充実。伝え方も工夫されています。まさか天気予報を楽しんで見るとは思ってもみませんでした。

3月25日


花より団子

 花はもう少し待たないと咲かないようですが、団子は近くのお菓子やさんにお彼岸用のおはぎと花見団子がいろいろ出そろっていました。早々におはぎを買って仏様に供えた後、美味しくいただきました。

 近くのお菓子屋さんは“熊久”。平戸の老舗の福岡支店です。平戸はポルトガルよりお菓子が伝来した所で、時の殿様松浦公が茶人でありおいしい味の確かな品ばかり和菓子の小豆餡が何より好物の私にとって有難いお店です。

3月21日


春一番

 ようやく春が近くなりました

 昨年、夜桜を写した近くの公園の桜もそろそろ開花の時を迎えています。 

 近くの舞鶴公園では3月27日より桜祭りが始まり、いろいろな催事が楽しめそうです。グルメの屋台も出るようです。

 公園で花見を楽しんだ後、一休みがてらにお立ち寄りいただければ幸いです。

 座り心地のいいソファを置き、サロンもようやく充実してきました。

3月27日

 

 


10年日記

 還暦の年に書き始めた10年日記が3冊目になりました。

 今年80歳の誕生日を迎えます。胸突き八丁と言われるとおり、ここに来て急にいろんな変化が、体と生活に表れて来ています。

 人生の40キロ地点に差し掛かりつつある今、「残された時間の中で、何がお役に立てるだろうか」と、名古屋ウィメンズマラソンを見ながら思いを巡らせています。

3月9日


リサイクルの器いろいろ

 お客様に、いろんな事情であまり使われてない器があれば、出品してくださいとお願いしましたところ、思いがけずたくさん集まりました。第二のお役立ちに成功。器の行方の気がかりが無くなり喜んでいます。

 安いこともありますが、大事に使い込まれ、愛されてきた品であることで喜んでお買い上げいただいています。

3月7日


パソコン 再起動

 一月に新年のあいさつの後、パソコンを新い機種に替えました。ところがこれが大変なことに。

 まったく別物のようで、慣れるまでに二カ月もかかってしまい、このページの更新が止まってしまいました。

 その間にひどい腰痛を患ったりと大変な思いもしました。しばらくは、ソチのオリンピックを堪能したり、大好きな読書にふける毎日でした。

 しばらく仕事モードから離れていましたが、ようやく腰の痛みも落ち着き、新しいパソコンも使いこなせそうです。

 外はやっと春の気配。うつわと絵、準備ととのいました。再起動です。

 ご来店お待ちしてます。

3月5日